ご家族が死亡事故の被害に遭った場合、残された遺族は、ショックや悲しみなど辛い感情が先に立ち、「お金の問題ではない」「お金をもらっても、亡くなった家族は戻ってこない」との思いから、保険会社との事務的な示談交渉など考えられないという方は多くいらっしゃいます。
しかし、保険会社は、保険金の支払業務を迅速に(またできるだけ低い金額で)行うため、事故後間もなく連絡をしてきて、事務的な示談交渉を進めようとします。
ただでさえ家族を亡くして悲しみのさなかにある中で、示談交渉のプロである保険会社と交渉を行っていくのは非常に辛いことです。
冷静に物事を考えられないまま、保険会社との示談交渉による多大なストレスから解放されるため、保険会社に言われるがままの低い金額で示談に応じてしまうということにもなりかねません。
死亡事故は残された方々の将来にかかわる、重大な問題です。
特に小さなお子様がいる場合などは、その子の一生を左右する可能性もあります。適正な補償を受けられなかったために、その子が進学をあきらめざるを得ないなど、進路に悪影響が及ぼすこともあり得ます。
保険会社との交渉を弁護士に任せれば、専門知識を持った弁護士が保険会社との対応を一手に引き受けて行い、適正な補償を受けるための活動を行いますので、保険会社との交渉による多大なストレスを軽減することができ、適正な補償を受けられる可能性が高くなります。
また、事故直後はなかなか冷静に物事を考えたり、判断したりすることがなかなかできませんので、その意味でも、冷静に物事を進められる「第三者=弁護士」の存在は重要であると思います。
後で後悔する前に、まずは一度弁護士に相談されることをお勧めします。